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夜のピクニック

渋谷ピカデリー(20061016)

恩田陸の原作を読んで、よかったので、前売りを買ってありました。
で、上映スケジュールのサイトでは11月中旬上映となっていたのですが、ずいぶんと早めに始まっていました。仕事の隙間で、ようやく見てきました、けど、がらがらでした。

よかったと思うんだけれど、興行的には失敗?

高校生くらいの恋愛っていうと、シュガー & スパイス 風味絶佳の方が実態に近いのかな。夜のピクニックは、必ずしも恋愛じゃないんだけど...対照的な若者像だと思う。
でも、個人的には、こっちの方が俄然好印象。

高校の恒例行事、24時間かけて80キロを歩き通す。
そのイベントの中で、自分との賭をする高三の女の子。クラスのある男の子と話ができるかどうか。彼女と彼の間には、友人も知らない(はず)の関係があったのだけれど...

ニューヨークの高校に転校した友人のかけたおまじない。これが、うまくいってしまうのがいいね。

青春物って言うと、同じようなメンバーになるのかもしれない。スウィングガールとかシムソンズのメンバーが出てきて、サブを固めている。シムソンズから気になっていた加藤ローサがでているって言うのも楽しみだったんだけれど、そのニューヨークに行ってしまった友人の役なんで、回想シーンでしかでてこなくってちょっと残念。でも、高校にいそうな感じの女の子が普通にでていたと思う。

思うに、このところ、若手でいい(という下記になる)女優がたくさん出てきたんだけれど、男優はいまいち印象が薄いなぁ。

それから、あるいているシーンのペースはかなりだらだらで、十分な休憩と仮眠を取って、24時間で80キロが歩き通せるのであれば...100キロマラソンをテレビ番組で特別扱いするのはどんなもんだろう。