明日の記憶
新宿オスカー(20060518)
若年性アルツハイマーがテーマ。
渡辺謙と樋口可南子の夫婦。病に冒された夫を献身的に支える妻。それでも病は容赦なく進行していく。淡々とその様子を捉えていく。
この映画では、時間を追って記憶を失っていくことで、時間をさかのぼっていく。新しい記憶から消えていくのだろうか。生きている証を求めて、過去の記憶を探し求める。そして、最後に残っていたのは...
おそらく、場所も同じで同じ言葉が出たのではないだろうか。
これは涙ものです。
周辺的な話ですが、渋谷駅周辺がよく出てきます。
渋谷駅の新南口って、使ったことがない(そもそもあることを認知していなかった)んですが、そういう感じになっているのか、という発見でした。