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日本沈没

ヴァージンTOHOシネマズ六本木(20060719)

そもそも日本が沈没するということの理屈が科学的に「?」な訳だけれど、それが加速する理屈、それに日本を救うのだ、という方法がまためちゃめちゃ。もう少しなんとかならなかったのかなぁ。
あんな方法では、日本の沈没が止まったとしても、日本に乗っかっている人間はみんな死んじゃうと思うんだけどね。

まぁ、その辺はサイエンス「フィクション」なわけで、つっこんでもしょうがないところなんだけれど...

ドラマは、そういう事態での人間模様なのだけれど、映画全体を楽しめるようにテンポ良くできているとは思う。配役もなかなかいいんじゃないかな。石坂浩二の総理は小泉チックだし、草なぎ君の先輩オペレーターは、声に聞き覚えが...と思って、よく見ると及川ミッチーじゃないですか。無精ひげのミッチーって、新鮮な感じ。彼は、歌なんかより俳優が向いているんだろうな。

当然CGも多用しているわけだけれど、日本がバラバラになって沈むシーンなんて、実際にみたことないから良く分からない。でも、あれだけ火山活動があれば上空に火山灰が立ちこめて、宇宙からは見えないんだろうなぁ。

もう一点だけ...いくらわかりにくいからって、画面中央にテロップ出して状況説明するのは、どんなものだろうか。