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日記的雑記/2007-8-9

ひたすら北へ

今年の夏休み企画は、北海道・東日本パスを使った北海道旅行。このパスは、青春18キップのよう普通列車の利用を基本にするものの、途中の三セク線に乗れる、自由席特急券を買えば海峡線の特急に乗れると、北海道を目指すには都合のいいキップです。もう一つの違いは連続5日間利用というところ。したがって北海道旅行とはいえ、札幌まで行き帰りともに三日必要。函館まででも二日必要。したがって、北海道を目指すのだけれど途中も何とか楽しみたいところ。

初日の今日は、旅程の通り、乗り換えを繰り返して、ひたすら北をめざす。

20年近く前にも、行き帰りに急行が使える周遊券で北海道を目指したことがありました。
その時には、初日に青森まで入って、夜行で札幌を目指し二日目には既に札幌でした。
今回は、夜はちゃんとホテルで休んで、ゆっくり移動します。当時との違いは、JRの途中が3セク線になってしまったこと、東北本線の急行がなくなったこと(特に夜行急行八甲田)、そして何より私が年をとったこと...

最初は、仙台で牛タン、もう少し早く盛岡に入って冷麺のつもりだったのですが、ニッカの仙台工場に立ち寄れることがわかったので急遽予定変更。

朝、家を出たのは、6時前。朝食はどこか途中でと思ってソイジョイをつめたのだが、出かける前に空腹感を感じ、一本食べてしまう。最寄駅から明大前乗り換えで新宿へ。ギリギリの時間では、何かがあると問題なので、少し早めに出てきたのだけれど、やっぱり新宿でトイレに寄ることいなって、マージンをとった意味がすぐに出ました。

6時25分新宿発の埼京線からJR線の乗り放題が始まって、旅程に従って、ひたすら乗り替えて仙台へ。途中、朝食としてソイジョイをもう一本食べたものの昼食は食べそこなってしまう。冷房の効いた車内では身体の芯まで冷え切ってしまって、長袖のシャツをはおっての移動になりました。

途中まではゴルフバッグを抱えたおじさんたちが多い。黒磯辺りまでにはその姿もなくなり、あとは乗り換えのたびに支線に乗り換える人も出て、徐々に人数が減っていきました。

仙台で仙山線に乗り換えて作並まで。ここがニッカの仙台工場の最寄り駅。徒歩25分ほどということだったが、15分ほどで入り口の看板が見えてきます。近いじゃないかと思っていたら、見えていても距離はあって入口まであと5分。入口から見学受付まで工場敷地でまた5分。やっぱり25分でした。日差しの激しい中での道中はかなり厳しい。

余市は2回行ったことがあって、今回も行くのだけど、仙台はガイドツアーでの見学しかなくって自由に散策することはできません。15時10分出発の30分ツアーに参加。見学するのは余市と同じ単式蒸留の製造過程。仙台は連続蒸留のほうがメインだと思っていたのでちょっと意外でした。連続蒸留の施設は見せてもらえませんでした。

試飲コーナーでは、ブレンドの鶴とモルトの宮城峡。両方ともまずストレートで味わってから、水割りにする。水割りでは美味しいのですが、ストレートでは...
有料試飲コーナーでも、シングルカスク10年を無料で試飲させてもらいました。でも、余市で初めてシングルカスクを味わった時の感動はありませんでした。私には余市があっているようです。

そうこうしているうちに、作並発の電車の時間まで25分。帰り道は上り坂。あわてて急ぎ足で炎天下駅に向かいました。すきっ腹にアルコールが回っているものの、乗り過ごすと1時間待ちなので、汗だくになりながら小走りを含め本当に急いで駅前。まだ電車は来ていないが、仙台行きのホームはホームの端までいって踏切を渡らないと到着できません。踏切を渡り始めるとちょうど警報機が鳴り始め本当にぎりぎりで間に合うことができました。

汗でびっしょりの身体も強力な冷房ですぐにクールダウン、いや、また冷えすぎです。

仙台に戻ると次の乗り換えまで40分ほど。本当はゆっくりと牛タンを味わいたかったのですがそれは我慢して、駅ビル内のそば屋で、そば御膳なる定食をいただきました。ざるそばに小ぶりのせいろでウナギごはん。小鉢がいくつかついて、それぞれは量が少ないけれどおいしく頂戴しました。

仙台発は、ちょうど勤め帰りの時間で、混雑。徐々にりる人が増えてきて、一ノ関につくろにはガラガラになりました。その先、盛岡までは徐々に込んでくるという状況。

予定通り、21時前に盛岡駅に到着しました。

宿泊は、最近よく使っているrandbチェーン。料金が安いほうだし、二万円使うたびに千円のキャッシュバック、それがamazonのギフトカードとしてメールで送られてくるというのが面白い。

旅程

自宅⇒明大前⇒新宿⇒赤羽⇒宇都宮⇒黒磯⇒郡山⇒福島⇒白石⇒仙台⇒作並⇒[ニッカ仙台工場]⇒作並⇒仙台⇒一ノ関⇒盛岡

食事

朝食
SoyJoy2本
昼食
抜き
夕食
そば御膳(仙台駅ビル)

経費

品目 金額
水(赤羽) 110
食事(仙台) 980
水(仙台) 110
水(ホテル) 140
ホテル(R&Bホテル盛岡駅前) 5460

[2007夏]