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日記的雑記/2007-2-23

真保裕一

「最愛」を読了。なるほど、そう来るか。やっぱり、真保裕一にはずれなし。

映画館で見た予告編で、真保裕一が脚本をやっているというのを見た。でも、見ようか見まいか、少々悩んでいる。それはなぜかといったら...その作品が「ドラえもん」だから。
彼の本職は、そっちのほうだったというのは、知っていたけれど...まだ、そっちのほうも現役で活躍中とは。

三題話

オリジナルな文章を書くための秘訣として、「原稿用紙10枚を書く力」のなかで、3つのテーマを選んで、その関係性を論じていく方法がある、としている。一つではみな同じテーマになりがちで、二つでは個性が出るところまで行くかどうか、三つなら各人各様の選択ができて、そこからオリジナルな展開になっていく、ということ。

学生への文章指導の参考になるか、と思って文庫化に伴って再読。これは、読ませてもいいと思う。

で、この話題をここに書いたのは、その直後に読んだ「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た! 」でも、同様の記述があったものだから...引用する。(pp.59-62)

(前略)それとこれをつなげると一つの傾向が出るなあ、見たいなことを言うんです。世の中のまったく違う3つの現象を持って来て串刺しにすると一つのテーマが生まれる、(後略)

原型は、落語の三題話にあるのだとか...