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日記的雑記/2006-9-12

研究会

年に3回に減速した研究会。早稲田大学まで出かける。

報告2件とそのディスカッションで約3時間。

最初は、MOT大学院の教育効果に関するもの。
短期のコースで自らのテーマに即した演習を入れながらの講義に、実務への介入を含んだコースの事例。
講師が介入することで、成果が出ている。

現場に即したカリキュラムにすることで、業績向上に有効であることは理解できるのだけれど、その業績向上って言うのは、教育プログラムに参加した者に対する教育効果なのか、それとも、一種のコンサルテーションによるものなのか。
教育は、対象者が変わる、ということが重要なのだと思うけれど...

コース終了後にも講師の介入なしで同じ効果が得られるのかどうかまで追跡しないと教育の効果であるとは言い切れないような気がして、そんな指摘をする。

もう一件は、組織の思考と行動について。
どうして組織は愚かな行動をとってしまうのか、どうしたらそれを防げるのか、というような話。

まず、「愚か」の定義がよくわからない、不祥事もよく定義されずに使われていて、そこをもう少し、練って欲しいなぁ、と。それから、不祥事を起こさない組織を目指すためのアプローチとして、経営品質モデルのような成熟度モデルで考えるといいんじゃないかな、などと指摘。

懇親会

研究会のあとは、恒例の懇親会。
西早稲田の居酒屋(?)で、充実した時間。
たっぷりと呑んで、いっぱい話す。
気がつけば、バスなどなくなっていて、途中までタクシーで帰って、最後はほぼ終電。

次の研究会は、忘年会に合わせて...ではなくって、年末近くに研究会を持って、そのあとが忘年会の予定。