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日記的雑記/2006-8-11

追試答案

この前、採点が全部終わったと思ったら、今日になって追試分が届く。
以前は、追試対象者がいる場合には、事前に連絡があったと思うのだけれど、非常勤になるとそんなの省略されて、ただ送りつけてくるものなのか。

そもそも評価資料の平常点一覧が、研究室のPCの中だから...と思ったら、作業終了後シャットダウンの前に、インターネットディスクに自動退避がすんでいたようで、無事自宅で入手できた。そうでなければ、一斉休業期間で校内に入れなくって評価ができなかったのだ。だから、追試は当然、事前に連絡があるものと思っていたし、それなら手当をしていたはず。とにかく、不幸中の幸い。

そして、この追試答案が、私の最も嫌うタイプの解答だった。本試験の答案でもよく見受けられ、それらも同じく厳しく採点したのだけれど...

文字数を指定して、○○について説明せよ。と訊いているのに、わざわざ「○○については、」で書き出す。○○がいくら長くても、これを繰り返す。文字数を稼いでいるつもりなのだろうけれど、内容が見当はずれ。当たらずとも遠からずなら、部分点も与えられるのだが、こういう解答方法をしている答案には同情の余地なし。もっとも、どんな答案でも同情で天は加算しないのだけれど。

もう一つ、答案に解答以外のことを書く。どうして、テストができなかったのかを説明しているのだが、当然、評価には加味しない。頑張りが見えているけれど、ちょっと届かずというのは、惜しいなぁ、と思いながら不合格にするのだが、全く勉強していないのが目に見えるものは、どんな理由を書かれていても、惜しいとも可哀想とも思えない。