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小さき者へ

文庫

単行本

著書
[重松清]
出版社
[新潮文庫]
読了日
20060722

サンデー毎日に連載した短編12編から6編を選び加筆したもの。

重松清は、同世代。
彼の時代感ってかなり共感できる。素直に読めて、最後は涙が...
というわけで、移動中などで読むのは避けなければならないのだけれど、文庫になって辛かったもので、ついつい移動中に。でも、結末は、一人の時に残しておかないといけません。

でも、今回うかつにも、団旗はためくもとにを読了。電車の中なのに。

この連作のテーマは応援。
親から子、子供同士、子供から大人、大人から子供...いろいろなかたちの応援。
応援が必ずしも、よい(と普通に思われる)結果に落ち着かないのが、重松らしいし、それがまたよい。