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ドリームガールズ

ブロードウェイのミュージカルを元に、ということだったんだけれど、ちょっと迂闊に...ミュージカル映画になっているんだ。

アカデミー助演女優賞で話題になっていたわけだから、もっとドラマがあって、演技があるんだと思っていたのだけれど、ストーリーは比較的シンプル。音楽はすばらしいと思うのだけれど、演技としてはどうなんだろう。彼女の二の腕のたくましさがとっても印象に残りました。

時代的には、白人、黒人の区別が歴然とあって、聴く音楽も違う、音楽を聴く場所も違う、聞くラジオ局も違う。そんな中で、黒人白人関係なく好まれていくスターになっていくのだね。

その中のちょっとだけ、出てくるのが、MLKの演説。「I have a dream...」のやつです。そういうドリームを持ちながら、黒人の町デトロイトから出発するトリオ。

音楽ビジネスのため、自分たちのソウルをどうしていくのか。
結局、自分たちは自分たちの生きるようにしか生きられない。
というのは、このあとに見た「さくらん」にも共通するのか。