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さくらん

前半、生々しいというか、なまめかしいシーンが連続。R可と思ったら、PG-12なんだ。

吉原の廓の玉菊屋に売られてきた女の子、きよ葉は花魁の日暮になっていく。店の中の女同士の争い、客のと恋。そんな中で、きよ葉は自分を通していく。

花魁の夢はいい人に見初められて、身請けされていくこと。
日暮にもそういう機会が訪れるのだけれど...
廓に閉じこめられながら、最後まで自分を通し、自分として生きていくっていうのは、あの時代の女性では難しいんだろう。でも、この映画に描かれる花魁三人はそれぞれ彼女たちなりの自分を持っていたような気がする。そうでなければ花魁にまでなれないのか。

「金魚はビードロの中でしか生きていけない」遊女、花魁は廓からでてしまえば、生きていけないのか。