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「オイアウエ漂流記」

荻原浩
新潮社

ゴルフ場開発計画で南の島に出張。同行するスポンサー、ほかに新婚旅行のカップル、慰霊旅行のおじいさんと孫、そして怪しい外人一人。
彼らの乗ったおんぼろ小型機が悪天候で海に不時着。
彼らは奇跡的にも、無人島にた取りつく。

会社での上下関係など、現実世界でのしがらみと、無人島でのサバイバル。
新たな人間関係の創出。

荻原流の雰囲気がぷんぷんする出だしで大いに期待しながら、ぐいぐいと引き込まれて読み進んだのだけれど...そう終わるの。
ひねりがないと言えばないのだけれど、これこそ彼なりのひねりなのか?