!!上巻 {{amazon 4163253106}} :著書:{{category アダム・ファウラー}} :出版社:{{category 文藝春秋}} :読了日:20060923 どこかで書評を見て読み始めたのだと思うのだけれど、上巻の範囲では、ちょっとはずれっぽい感じです。なかなか自分の中で物語が走り始めない。リズムが合わないのだろうか。 数学的なものをどこか期待していたのだけれど、現代はImprobableなのですね。 Mathematicalともいっていないし、Impossibleでもないのです。 「ありえそうもない」けど「ありえない」ことではないとおもう。 下巻に期待しつつ、読了。 !!下巻 {{amazon 4163253203}} :著書:{{category アダム・ファウラー}} :出版社:{{category 文藝春秋}} :読了日:20060925 並行していた話がまとまってから、少しは物語が走り始めたのだけれど... もともと、読みやすさはあったけれど、引き込まれる感じが余りないままに終わってしまった。 最後に説明じみた形で決着しようとしているんだけど...どうなんだろう、これは。 それから、やっぱり、「数学的に」の部分はかなり違和感がある。 数学的というのなら、物理的あるいは、物理学的なんだろうなぁ。 :気になったひとこと:現実を予言する最高の方法は、正しい答えを計算することではなく、間違っている可能性がいちばん低い解答を考えることである。(P.21) ラプラスの言葉らしいのだけれど