!0201 TOHOシネマズ六本木 手塚漫画が原作で実写作品。事前にコミックで予習していたのだけれど、おおむね原作通りに進み、最後はちょっと違う。でも、いかにも手塚漫画で出てきそうなシーンを実写化しているなぁ、という部分があって面白かった。 自分の生まれてくる息子のからだと引き替えに天下とりを魔物と取引する。生まれた子供は胴体と頭の形はあるものの、48の部分が魔物にとられてしまった。それでも、殺すに忍びない母は、川に流す。 これを拾ったのは、まじない師、死肉に秘術を使って、人工的に人の身体を作ってしまう。 そして、旅をしながら魔物を退治していく、退治すればその魔物の持って行った部分が帰ってくるのだ。その途中で出会った、盗人のどろろとともに旅を続けていく。そして、父(実はどろろの父の敵でもあった)に出会い... 原作では、どろろは自分から名乗ったのだったと思うけれど、その辺はちょっと違う。それから結末はかなり違う。 舞台の上で、女性たちが踊ったり、立っている人間に矢が刺さる様子、槍が刺さる様子など、手塚漫画らしいシーンが実写化されているのが面白い。