!K's Cinema(20060125) これも、重松清。「卒業」のなかの一編が原作。 原作を読んで涙してしまった作品なのだけれど、映画でも泣き所が近づくと、そのシーンの前に涙があふれてきてしまった。 かなり原作に近いイメージで作られていて満足です。 小学校教諭と末期ガンのその父、父もまた中学校教諭だった。自分のクラスにいる死と死体に興味を持つ子供、死と生を教えるためにとった方法は... そして、厳しく、生徒に嫌われていた父の葬儀での出来事。 映画と原作、どちらの順序でもたぶん十分に堪能できると思う。