2009/08/22 TOHOシネマズ川崎 「面白南極料理人」をもとにした映画。 南極昭和基地からさらに奥に入った富士ドーム基地での越冬中の出来事。原作と違うのは、 *越冬する人数(本では9人、映画では8人) *越冬する人の名前(本と同名もいるが名前を開けている人もいる) *料理人の越冬経験(本では昭和基地越冬の後の2回目、映画では初めて) 映画化にあたって、名前を出すと差しさわりがあったり、エピソードだけでも差し障る人がいたんでしょうね。 でも、映画を見て本を手にすればわかってしまうことなんだけど... 一応突っ込むところ *天窓から基地内を撮っているシーンがあるのだけれど、外気温がマイナス数十度、室内では人間が生活しているのだから、ガラスの内面は結露して凍りついて見えないんじゃないか?よっぽど性能のいい二枚ガラスだって、ガラスの間で結露しそうなものだが... *同じく天窓だが、天窓から日光がさすシーンがあるけれど、南極であんな角度で日光が差し込むのはあり得ないでしょう。実際の撮影は国内だったのだから、冬だってあの程度の角度はあるんだろうけど...そのまま使っちゃいましたね。 *基地を去るときは、次の越冬隊が到着しているはずなんだけど... 本を読んでいたから理解できたんじゃないかと思うのは、鼻歌交じりにシャンプーをしていることが、如何にいけないことで激怒させたのか、ということ。一応伏線としての情報はあったものの、いけないことの程度はやっぱり本を読んでいないとわからないかもしれない。