{{amazon 4104689041}} 荻原浩 新潮社 ゴルフ場開発計画で南の島に出張。同行するスポンサー、ほかに新婚旅行のカップル、慰霊旅行のおじいさんと孫、そして怪しい外人一人。 彼らの乗ったおんぼろ小型機が悪天候で海に不時着。 彼らは奇跡的にも、無人島にた取りつく。 会社での上下関係など、現実世界でのしがらみと、無人島でのサバイバル。 新たな人間関係の創出。 荻原流の雰囲気がぷんぷんする出だしで大いに期待しながら、ぐいぐいと引き込まれて読み進んだのだけれど...そう終わるの。 ひねりがないと言えばないのだけれど、これこそ彼なりのひねりなのか?