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:出版社:文芸春秋
:著者:土屋賢二
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男と別れる方法
男は、「自分の気持ちが変わったのではなく、状況のせいでやむをえず分かれざるをえなくなった」という形にもっていきたがるが、女が別れたいときは、自分の気持ちが変化したことを伝えようとする。
ことばでは説明しないが、心の中で、「態度で気づけっ!」と男に命じているのだ。
女の気持ちを察して身を引かない場合は、相手が気づくまで段階的にはっきりした態度に切り替えていく。
そうだったんだぁ、と今更ながら、はっとしました。
中年男の自慢話を聞けば女の考えが分かる
「俺は酒を四日間飲んでいない」
こんなことを自慢すること自体、自慢できることではない。
まさに、昨日そんな状況で、これを読んでしまったので．．．ウィスキー呑んじゃいました。
ツチケンのエッセーには学ぶところが多い(少なくとも、上の2件)と思う。
ツチヤ先生、ごめんなさい。私は文庫化してから購入してしまいました。
値段が安くなっても、教訓はたっぷり、少なくとも上記2件はためになったので、内容が安っぽくならないのは、先生のご人徳。いや、文庫の価格が妥当な値段だったのかもしれません。